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腸管で吸収


ヒアルロン酸は、腸管で吸収されないことが指摘されています。それでは、このような主張に科学的な証拠に基づく反対意見を述べてみましょう。経口摂取したヒアルロン酸の血しょう濃度・体内残存率・体内排泄率を統計解析した研究があります。この研究では、糞中排泄率を調べることで「90%腸管で吸収」という結果になっています。もちろん、腸管で吸収されない=ヒアルロン酸のサプリメントが効果がないという意見の人は反論したくなるはず。
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ここで1つ学術業界のルールを紹介します。研究を引用するときには、(食品と容器 54(3), 138-142, 2013 缶詰技術研究会)という記述を残します。これは、どの学術雑誌の何号何ページに掲載されたことを示しています。この書き方にはルールがあり、表記形式は統一されています。パッと見は数字が羅列しているようにしか見えませんが、意味があります。このように引用元をはっきりさせている以上、反論する場合にはデータを提示して、それなりの証拠を持ってきてくださいよ、という暗黙のメッセージでもあります。もちろん、本記事の情報の正確性を確保し、コンプライアンスを遵守する意味もあります。

医学研究は日に日に進歩しています。もしかしたらヒアルロン酸サプリメントが腸で吸収されないことが明らかになるかもしれません。その場合は、先ほどの研究結果を覆す科学的な証拠が必要です。インターネットではさまざまな情報が飛び交って、訳がわからなくなる日があるでしょう。しかし、今証明されている事実は、「ヒアルロン酸サプリメントを経口摂取すると、体内に吸収される」ということ。証拠もなしに犯人を逮捕する警察はいません。科学がYESといっている以上、ヒアルロン酸サプリメントを安心して摂ることができます。

研究データが証明


老化加齢によるたるみの場合、コラーゲンヒアルロン酸、どちらを使えばよいのでしょうか。長期戦でも構わないなら、肌の土台の部分であるコラーゲンから攻めていきましょう。しかし、今すぐたるみをなんとかしたいなら、コラーゲンが形成する網の目の間を埋めてくれるヒアルロン酸がおすすめです。たるみの原因の1つは、肌細胞が痩せてくること。肌細胞の若さを取り戻すには、保水がカギになります。ヒアルロン酸は、水を吸う力が非常に強い成分です。1gのヒアルロン酸だけでも、6リットルの水分を閉じ込めることが可能なほど。水分を保持する性質によって、肌の角質層のすみずみまで浸透し、はりとツヤを与えてくれます。

実際、2013年に次のような研究(食品と容器 54(3), 138-142, 2013 缶詰技術研究会)が発表されています。慢性的な乾燥や肌荒れに悩む男女22名にヒアルロン酸のサプリメントを6週間飲んでもらいました。プラセボと呼ばれる偽薬群を作って、そのグループとの比較したのです。皮膚表面を顕微鏡で調べた結果、しわの深さから算出した肌の滑らかさにグループ間の統計的に意味のある差が出たのです。顕微鏡で見た部位は、左上腕と頸背と書かれています。研究上、顔の皮膚の顕微鏡解析が難しいので腕等の目立たないところになったのでしょう。また、左目の水分量がプラセボ群と比較して増加していました。実際、皮膚科の問診でヒアルロン酸のサプリメントを摂取したグループでは「乾燥」の項目に改善がみられています。統計や顕微鏡解析による正確なデータによって、ヒアルロン酸の保湿パワーが証明されたということ。たるみについては直接的な項目はありません。顕微鏡でしわがより浅くなり、肌がなめらかになったことがわかっています。

ヒアルロン酸とは?


ヒアルロン酸は、化粧品に使われるイメージが強いはず。しかし、関節痛などの治療にも使われます。なぜなら、ヒアルロン酸はクッションの働きを持っているからです。本来、人間は骨と骨の間にヒアルロン酸のクッションが元々備わっています。関節のクッションがすり減ると痛みが生じるので、人工的に足す治療を行うのです。ヒアルロン酸の役割がわからなくなったら、関節痛治療に使われることを思い出してみて下さい。
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クッションの役割をしてくれるのは、肌でも同じです。しかし、クッションという言葉で、イメージが湧きにくい人もいるはず。ヒアルロン酸は水分を保持する力が高く、粘性があります。肌にもともと備わっているジェルのようなものだと覚えておくことをおすすめします。一方、混同されがちなコラーゲンは、肌の中で繊維が網の目を作っています。土台、柱に例えられることもあり、肌を支えている基盤のようなもの。

ネットのようなコラーゲンの繊維の中に入るのが、ヒアルロン酸です。ヒアルロン酸がコラーゲン繊維の間を埋めると、肌の水分量が増えていくのです。

ヒアルロン酸を体内に取り入れるには、局所的ではなく全身に行き渡らせることがポイント。そのため、ヒアルロン酸配合のサプリメントを摂取する、といった経口摂取のスタイルが注目されています。

ヒアルロン酸でたるみ対策


ヒアルロン酸に関する情報はインターネット検索すれば、たくさん見つかります。ヒアルロン酸は元々人間の体内にあり、関節痛治療などの医療目的でも使われるほど信頼性の高い成分だからです。けれども、ヒアルロン酸のサプリメントを摂取した場合の効果・効能について、インターネット上で賛否両論どちらの意見も見られます。本記事では情報の正確性を確保するため、ヒアルロン酸に関する学術研究にスポットライトを当てています。なぜなら、研究者・学者が科学的根拠に基づいて行った調査は、なかなか世に知られることがないからです。研究者が読む専門誌では情報は共有されますが、インターネット検索ではなかなかヒットしないはず。しかし、情報の正確性という面では、統計調査による学術研究はトップクラスです。

ヒアルロン酸のサプリメント一見、分子が大きいヒアルロン酸が腸で吸収されないという主張があります。どのような事柄であれ、賛否両論あるのは当たり前のこと。しかし、大切なのはその主張にどのような根拠付けがあるのかということです。今回は科学的根拠に基づいたヒアルロン酸のサプリメントに関する研究情報を提供します。肌の水分を増やし、90%が腸管で吸収されるという内容です。

本記事はヒアルロン酸と構造、たるみのメカニズムなどを解説しつつ、1つの研究を紹介します。ヒアルロン酸のサプリメントを摂取した人の肌水分量の変化、体内での消化吸収プロセスを追った研究です。この研究を紹介する理由は、ヒアルロン酸のサプリメントに関すさまざまな意見が、インターネット上で散見できるからです。氾濫する情報の洪水の中で、ヒアルロン酸のサプリメントに関する情報を紹介します。